カーテンサイズの測り方|幅と丈の採寸と既製サイズの選び方
カーテンの幅はレールの固定ランナー間、丈はランナーの下から測ります。腰窓と掃き出し窓の足し引き、既製サイズの選び方、1.5倍・2倍ヒダの違いを説明します。
2026年10月9日

カーテンの幅は、レールの両端にある固定ランナーの中心から中心までを測ります。丈はランナーの下から測り、腰窓なら窓枠の下までの長さに15〜20cmを足し、掃き出し窓なら床までの長さから1cmほど引きます。窓枠や今使っているカーテンではなく、レールを基準にするのがポイントです。
用意するもの
- 金属製のメジャー(コンベックス)。ニトリは5m以上の長さを勧めています。
- 踏み台か脚立。
- メモ帳。窓ごとに幅と丈を書き分けます。
採寸の前に、2つの注意があります。今使っているカーテンの寸法をそのまま測らないこと、そしてレールが付いていない窓を直接測らないことです。古いカーテンは縮んだり伸びたりしていることがあり、窓枠の寸法はレールの位置と一致しません。

幅の測り方
一般的な機能レールの場合
レールの左右の端には、動かない固定ランナー(フックを掛ける輪)が付いています。片方の固定ランナーのリングの中心から、もう片方のリングの中心までを測ります。レールの端から端ではありません。
装飾レールの場合
両端に飾りのキャップが付いた装飾レールは、片方のキャップの付け根から、もう片方のキャップの付け根までを測ります。
出窓の場合
窓に沿って曲がったレールは、左右の一番外側の固定ランナーの間を、レールに沿って測ります。
測った幅から既製カーテンを選ぶ
日本の既製カーテンは、表示されている幅が1枚あたりの仕上がりの幅です。両開きなら2枚を合わせた幅が、測ったレール幅より少し大きくなるものを選びます。ぴったりだと、閉めたときに両端や中央に隙間ができやすいからです。
ニトリの案内では、レール幅が170〜190cmなら幅100cmの2枚入りを選ぶとしています。2枚で200cmなので、レール幅より5〜18%ほど大きい計算です。同じ割合で考えると、幅150cmの2枚入り(合計300cm)は、レール幅がおよそ255〜285cmの窓に合います。
丈の測り方
丈は窓の種類によって、測る範囲と足し引きが変わります。
- 腰窓: 固定ランナーの下から窓枠の下までを測り、15〜20cmを足します。斜めに入る日差しや、開け閉めでできる隙間を防げます。
- 掃き出し窓: 固定ランナーの下から床までを測り、1cmほど引きます。裾が床に付くと、ほこりを集めたり、裾がほつれたりするためです。
- 出窓: 固定ランナーの下から窓台までを測り、1cmほど引きます。
- タブ・ハトメカーテン: レールに直接通すタイプは、固定ランナーではなく、装飾レールの上から測ります。ランナーから測ると丈が短くなります。
床や窓台は水平とは限らないので、左右と中央の3か所で測り、掃き出し窓では一番短い数字を使うと裾が床に付きません。
フックの種類
フックには、レールが見えるAフックと、カーテンの上端がレールを隠すBフックがあります。Bフックはカーテンの上からの光漏れを防げますが、天井付けのレールなど正面付け以外では開け閉めしにくくなります。ニトリの既製カーテンにはAフック仕様のアジャスターフックが付いていて、取り付けるときに丈を少し調整できます。
既製カーテンの基本サイズ
ニトリの既製カーテンの基本サイズ(1枚あたり)と、ランナーの下から測った長さの目安です。目安の列は、上の足し引きから逆算した値です。商品によって用意されているサイズは違います。
| 既製サイズ(幅 × 丈) | 窓の種類 | ランナー下からの実測の目安 |
|---|---|---|
| 100cm × 110cm | 腰窓 | 窓枠の下まで90〜95cm |
| 100cm × 135cm | 腰窓 | 窓枠の下まで115〜120cm |
| 100cm × 178cm / 150cm × 178cm | 掃き出し窓 | 床まで約179cm |
| 100cm × 190cm | 掃き出し窓 | 床まで約191cm |
| 100cm × 200cm / 150cm × 200cm | 掃き出し窓 | 床まで約201cm |
| 100cm × 210cm | 掃き出し窓 | 床まで約211cm |
| 100cm × 220cm | 掃き出し窓 | 床まで約221cm |
| 100cm × 230cm | 掃き出し窓 | 床まで約231cm |
実測が既製サイズの間に来るときは、アジャスターフックで少し調整するか、1cm単位で作れるイージーオーダーやオーダーカーテンを選びます。
1.5倍ヒダと2倍ヒダの違い
オーダーカーテンでは、ヒダの量を選べることが多く、ニトリでは「1.5倍ヒダ」と「2倍ヒダ」から選べます。倍率は、仕上がりの幅に対してどれだけの生地を使うかを表します。仕上がり幅100cmのカーテンなら、1.5倍ヒダは約150cm、2倍ヒダは約200cmの生地を寄せて作ります。
| ヒダ | 生地の量(仕上がり幅100cmの場合) | 見た目 |
|---|---|---|
| 1.5倍ヒダ | 約150cm | ボリュームを抑えた、すっきりした仕上がり |
| 2倍ヒダ | 約200cm | ゆったりとした豊かなドレープ |
| フラット(ヒダなし) | 少なめ | 柄がそのまま見える、シンプルな仕上がり |
注文する幅は、どのヒダを選んでもレールを基準にした仕上がりの幅です。生地を2倍に増やした幅で注文するわけではないので、レール幅に倍率を掛けないように気をつけてください。生地が増えるほど価格は上がる傾向があります。
計算例
掃き出し窓: 固定ランナー間が178cm、ランナーの下から床までが左右と中央で201cm、202cm、201cmでした。
- 幅:178cmなので、幅100cmの2枚入り(合計200cm)を選びます。レール幅の約1.12倍です。
- 丈:一番短い201cmから1cm引いて200cm。丈200cmの既製サイズがそのまま合います。
腰窓: 固定ランナー間が175cm、ランナーの下から窓枠の下までが118cmでした。
- 幅:幅100cmの2枚入りを選びます。
- 丈:118cmに15〜20cmを足すと133〜138cm。丈135cmの既製サイズが合います。
きれいに仕上げるコツ
- 布のメジャーは伸びるので、金属製のメジャーを使います。長い丈はたるまないように、2人で測ると確実です。
- レールを付け替える予定があれば、取り付けてから丈を測ります。
- 広い窓の幅をざっと確かめたいときは、iPhoneのカメラで測る定規アプリで離れた場所から目安をつかめます。AR計測は距離が離れると少しずれるので、注文する前にはメジャーで測り直してください。
部屋の床の広さも測るなら、平米の計算方法を参考にしてください。
出典
- サイズの測り方(カーテン)、ニトリネット: 固定ランナー間で測る幅、腰窓プラス15〜20cm、掃き出し窓と出窓マイナス1cm、既製カーテンの基本サイズ、レール幅170〜190cmなら幅100cmの2枚入り、Aフック仕様のアジャスターフック。
- オーダーカーテンの失敗しない選び方、ニトリネット: 1.5倍ヒダと2倍ヒダの違い、AフックとBフックの違い、タブ・ハトメカーテンの丈の測り方、1cm単位のオーダー。


